House01

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都市部における二世帯住宅の設計依頼であった。往来が多い20m道路に面し、ゆったりした敷地に住宅という属性ゆえ、開放性を維持しつついかに周囲の視線や粉塵、騒音を遮るか、ということが計画上で求められた。

建物配置は変型T型をした建築を敷地に直交させて置き、そこで生まれる南北のスペースをそれぞれパブリックとプライベートとして位置付けた。パブリックとして道路に面する北側は塀を作らず街に開放を、プライベートとしての南側は築山をつくり中・高木を植え、室内からの眺めと隣地とのプライバシーの両立を図った。

ファサード前面の再生木材のルーバーは、二階居室への目隠しと粉塵・騒音除けの両機能を兼ね備え、キャンチレバー下部は雨除けの車寄せとした。

「粒感」

小住宅が立ち並ぶ周辺環境に対し本敷地はあまりにも間口が広すぎた。それゆえ間口目一杯に母屋を建てず、あえて店舗部分を分節させ、周囲に対して粒感を整えている。

また、コンクリート打ち放し壁をビシャン叩きをすることで表面のモルタルが落ち、中の骨材を表出する。その骨材の粒感とシラス左官壁とバランスを整えることで空間に品性を与えたいと考えた。

用途:店舗併用 二世帯住宅 構造設計:凡設計 光山進治 照明計画:DAIKO 石堂伸悟 撮影:笹の倉舎 笹倉洋平 施工:赤松工業 酒井清治

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