Shop made with LVL

単板積層材の饂飩店

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淡路島で生まれ育ったオーナーが、淡路島の食材を積極的に使った饂飩を提供する飲食店舗である。

ファサードやインテリアのカウンター材にLVL(laminated veneer lumber・単板積層材)を用い、連続した小口が麺を連想させるデザインとした。また、植栽では淡路島沿岸に自生する樹種を中心にデザインし、店舗のコンセプトに合わせた。

今回、化粧材として用いたLVLは、ハウスメーカーのプレカット工場で排出される合板下地材の端材をプレスし、リサイクルしたものである。木質廃棄物は、建設廃棄物の中でも紙の材料やバイオマス燃料へと比較的 再利用がしやすい廃棄物であるが、それでも年間6万5000トンが木くずとして埋立処分されている。というのも、再利用しやすいというのは無垢材に限った話であり、合板類はそうした再利用が難しく、残念なことに埋立処分に回されてしますのである。無垢材であれば製紙用チップや燃料に加工できるが、合板類は製造時に糊を使用しているため、加工が難しく、現状では費用を出して処分せざるを得ない。

しかし、合板の70~80%は杉、20~30%は松からできており、その良さを設計で引き出すことができれば、捨てることなく二次利用が可能となるのである。

所在地:大阪市中央区 用途:飲食店 構造:S造ビルの1階部分 延べ面積:97.5㎡ 施工:株式会社エムエス工務 照明計画:DAIKO 石堂伸悟 撮影:田村朋子

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